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開幕前に予想したJ2の順位は果たしてどれくらい合っていたのか。

サッカー

J2が終わった。毎度思うが、終わってみれば短いシーズンだった。実は今年の3月?くらいにJ1の予想をしたのだけど、見返してみるとめちゃ外してそうだ。で、実はこれを書いた後にJ2版も作っていた。しかし、後回し後回しにしていたら予想順位+コメントを書き終わったときには既に5試合くらい消化していて後出し感が半端なくなっていた。そこで思った。

「もはやこうなったらシーズンが終わったときに出してやろう」と。

という訳で、答え合わせをする。管理画面に下書き状態での眠っていた原稿を呼び覚ますときが来た。
見方としては

①予想順位とチーム名(カラーはチームのものに合わせている)
②なぜその順位にしたかのコメント
③実際の順位と一言。

↑ちなみに①②は当時書いたものなので、その当時の自分の予想と評価がどれくらいだったのかがわかる。③が新しく追記したもの。

ちなみに確認したら、1チームだけ順位を当てていた。では、どうぞ。

 

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1位 アビスパ福岡

最下位の18位で降格しながらも1年で復帰を果たしたのは2006年の神戸だけ。このデータを見ると厳しそうだけど、抜けた主力が金森くらい。ウエリントンはJ2なら15~20点は計算できる。石津復帰もデカい。ここ数年で最も補強が本気だから首位と見た。

⇒正解:湘南ベルマーレ

外した。この後に続く3位をコメントを見ればけっこう良いこと書いてあるのになんで1位にしなかったのだろう。

 

2位 名古屋グランパス

相当選手が入れ替わったけど、個の力を見ればJ2でトップクラス。風間さんの戦術の浸透に時間はかかるかもしれないけど、J2ならちょっと苦しみながらも勝ち抜けると思う。

⇒正解:Vファーレン長崎

これを当てるのは無理だった。名古屋のコメントはまんざらハズレでもないような。

 

3位 湘南ベルマーレ

04年以降、前年に17位で降格して翌年上がってこれたのは2013年のG大阪と2016年の清水のみというデータがあるけど、湘南はとにかくセンターラインが強い。秋本、バイア、菊地&秋野、ジネイはちょっとJ2では抜けている。サッカーも浸透しているので。ただ、相変わらず言われる決定力不足がどうなるか。3位予想で。

⇒正解:名古屋グランパス

名古屋は後半にやはり強くなったが、まだ取りこぼしが多かった。

 

4位 ジェフ千葉

今回の予想の肝。おそらく多くの人がJ1昇格レースに絡まないと踏んでいる。けど、見放されたときこそ周囲の予想を裏切るミラクルを起すという風に思っているので、ここに予想。危険なスタイルではあるけどプレー強度が高くてアグレッシブなところは2012年の曺さんが率いた湘南の初年度のような気が。そもそもタレント力があるので、彼らが走れば強い。

⇒正解:アビスパ福岡

あれ。ジェフ4位予想はけっこういい線言ってた。コメントもまんざらではない。

 

5位 京都サンガFC

メンバーは文句なし。個性派集団を新任の布部さんがどうまとめ上げるかというところがポイントとなるか。プレーオフ圏内には入ってくると予想。また、仙頭、小屋松、岩崎の京都橘軍団は即戦力で期待できる。

⇒正解:東京ヴェルディ
これも当てるのが困難だった案件。盛大に外した気分だ。

 

6位 モンテディオ山形

ジェフを率いていたときを思うと顔つきが違うし、"名将"になった感がある木山監督の招へいは間違いないかと。愛媛時代よりも選手個々の能力は高くなったと思うし、木山戦術を理解している選手も多い。とはいえ自動昇格までいける感じはしないので、このあたりかなと。

⇒正解:ジェフ千葉
山形は悪くはなかったけど引き分けが多かった。あれ、これって木山監督が愛媛のときもそうだったような。

 

7位 徳島ヴォルティス

地味にいい補強をしていた。監督含めた新外国人がどうなるかというところ。長谷川徹とカルリーニョス、岩尾憲あたりは超J2級では。渡大生大確変を激しく望む。

⇒正解:徳島ヴォルティス(当たり!!)
そう、唯一当てることができたが徳島。渡大生大確変も正解。よかった。

 

8位 横浜FC
イバ残留が全て。プレシーズンの試合を見ていると、南雄太、西河翔吾、カルフィン・ヨン・ア・ピンの最後尾はなかなかしぶとい。この3人が1シーズン戦えれば自動昇格圏内と言わないまでも6位以内はいける。「耐えていればイバが決めてくれる」みたいな信頼感があると思う。

⇒松本山雅FC
よく見たらこのあたりの順位結構惜しい。松本も9位予想だったし。

 

9位  松本山雅FC
他のチームに比べて爆発的な補強をしている印象がない。去年の3位になったメンバーが良いのはわかるが、何故か上に行くイメージが沸かない。また、走って堅守速攻みたいなスタイルから後方からビルドアップをして…というスタイルに変えようとしているらしいけど、うまくいかない気がする。

⇒正解:大分トリニータ 
松本の試合はあまり見ていないので何とも言えないが、過渡期に立たされているのでは。大分は予想よりも上だった。

 

10位 ファジアーノ岡山
押谷祐樹、岩政大樹の流出は痛い。ちょっと去年のプレーオフで燃え尽きた感じもするが、その一方で長澤徹監督の教え子である大竹洋平の生み出すファンタジーに希望を見出したい。

⇒正解:横浜FC

大竹洋平はファンタジーを要所要所で見せてくれたと思う。ストライカーの不在が響いたかなと。

 

11位 FC岐阜
もしかしたらもっと上に行くかもわからない。とにかく大木武監督+庄司悦大の獲得がサッカーのスタイルを明確化させている。ポゼッションははんぱなそう。ルーキーながら11番を背負う古橋匡悟と同じく新卒1年目で阪南大から来た大本祐槻はスタイル的に主力になりそう。

⇒正解:モンテディオ山形
岐阜は良いサッカーをしていたが、ここまでは行けず。来年はこれくらいまで来るはず。山形は引き分けを勝ちにすることが求められている。

 

12位 大分トリニータ 

J3から昇格をした1年目というのはけっこう勢いがでるイメージ。片野坂監督の志向する緻密なサッカーでどこまでいけるかわからないけど、期待したい。

⇒正解:ファジアーノ岡山
最後までプレーオフ進出の可能性を残していた大分。来季に期待。岡山もこれよりは上に行くのでは。

 

13位 水戸ホーリーホック

去年見て「おっ」と思った前田大然に期待。どこまで点を取れるか。西ケ谷監督の元で先述も浸透してきているように思うので、そこまで大崩れはしないのでは。

⇒正解:京都サンガFC
前田大然は当たった。来季はどうするのか。今回、予想から最も期待を裏切られたのは京都だった。

 

14位 愛媛FC

監督含め瀬沼、児玉らが抜けたのはけっこうキツい。間瀬監督には大きく期待を寄せたいものの、初年度で1桁順位は厳しいのでは。逆に来年に期待したい。

⇒正解:水戸ホーリーホック
13位予想で14位だったので、水戸はほぼほぼ当たり。愛媛は安定的に一桁にいられるようになりたい。

 

15位 V・ファーレン長崎

ここもけっこう選手が抜け、入れ替わりが激しかった。ただその中でも関東大学サッカーで活躍した選手が多く在籍することになったので、期待したい。順位はここらへんが妥当なのでは。

⇒正解:愛媛FC
愛媛の順位もほぼあたり。いや、そんなことより長崎だ。一番予想と差があったのはここだ。

 

16位 東京ヴェルディ

ロティーナ監督はとても気になるが、メンバーに大きなパンチ力を感じないので、このあたりに落ち着くのではないか。ちょっと予想しにくい。

⇒正解:FC町田ゼルビア

町田は驚くほどの運動量とプレッシングを展開して、あれなら落ちないなと。ただ、もう少し上に行きたかったのでは。ヴェルディも長崎と同じく予測不能枠だった。

 

17位 ロアッソ熊本

フロンターレにもいた安柄俊が加入したのと、嶋田慎太郎はルーキーイヤーから気にかけているので注目したい。清武功暉が抜けた穴は相当大きいので、苦しみそう。

⇒正解:ツエーゲン金沢 
最下位予想をしていたけどそんなことなかった。佐藤洸一と中美慶哉はやはり別格だった。

 

18位 カマタマーレ讃岐

先述浸透度が高そうなのと、前には馬場健二と原一樹というJ2ではある程度得点の計算ができる選手がいるので、苦しむことはないような気もする。が、上に上がれるかというとそうではない。

⇒正解:FC岐阜
あ、ここまで下だったのか。と思うほどのチームが岐阜。来季は期待したいところだ。

 

19位 レノファ山口 

昨年はJ2で一番おもしろいサッカーをしていたように思うが、庄司悦大や島屋八徳ら主力を抜かれたこの状況で昨季を上回るのは厳しいでしょう。残留がリアルな目標では。

⇒正解:カマタマーレ讃岐
18位予想の19位なのでこちらもほぼほぼ当たった。讃岐、次は15位以上を目指したい。

 

20位 FC町田ゼルビア

長らく取材している吉濱遼平や奥山政幸に期待も、周囲と比べると能力は劣る印象。守備的な戦い方をするのだろうか。少し読めない。これくらいなのかなと。

⇒正解:レノファ山口
19位予想の20位。こちらもニアミス。やはり苦しんだが、終盤に加入したレオナルド・ラモスがけっこう救ってくれたイメージがある。あくまでもイメージ。
 

21位 ザスパクサツ群馬
主力を抜かれすぎてまた一からやり直し。岡庭や高井ら大卒選手にとっては活躍の場として良いものの、彼らも結果を出せば他クラブに言ってしまう。悪循環が出来てしまっているこの現状は…

⇒正解:ロアッソ熊本
もともと21位予想の群馬が22位だが、これは他の予想とは別でニアミスとは言えない。圧倒的な最下位だった。熊本は来季、厳しそうな気配がする。

 

22位 ツエーゲン金沢 
佐藤洸一と中美慶哉というアタッカーがいるが、いまいち全体のパンチ力にかける気も…。昨年はなんとか残留だったが、今回は厳しいのでは、と予想。

⇒正解・ザスパクサツ群馬
群馬史上に残る暗黒のシーズンだったように思う。まだJ3降格は決まっていないが、残る残らない関係なく、抜本的な改革が必要であることは間違いない。

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以上が今シーズンの答え合わせだ。ちなみに表にするとこんな感じになる。



個人的には千葉の躍進を当てられたのが嬉しいが、やはり予想は難しい。
J1も終わったら、答え合わせをしよう。

では、今日はこんなところです。

>p?


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