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免許を持ってないまま27歳を迎えた理由【若者のクルマ離れ】

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免許を取らなかった理由

免許をとらないまま20代も後半に差し掛かった。今年で27歳になる。「若者のクルマ離れ」と良く言われるけど、自分はその最右翼だ。というかそもそも若者が減っていてかつ選択できる娯楽の種類が増えているんだから昔と同じものさしで言うなよって思うけど、若者論は古代メソポタミアだからアテネの時代からも言われている定型文らしいのでこの話は端折る。

で、だいたいこの無免許の話をすると驚かれる。多くの人には”大学時代には取っておくのが普通のもの”という認識があるのか、持っているという前提で話が展開されることが多く、それありきの話題のときに「実は俺、免許持ってないんだよね」って水を差すのも気が引けるのでそのまま静かーにやりすごすことが多い。

 

で、重い口を開いて(?)この事実を告白すると「なんで取ってこなかったの?」と言われるし、これを読んでくれている大多数の人がそう思うだろう。では何でかというと、まず第一にお金がかかる。25~30万くらい?ってなかなか簡単に用意出来るものでもない。そして第二に、別に持っていなくても何ら困らないで生活ができる。これは首都圏や政令指定都市など公共交通機関の便が良いエリアに住んでいる人に限定されそうだけど(ちなみに自分の住まいは横浜)、ここに18,9年住んできて、かつこの仕事を指定て「ダメだ。免許がないとやっていけない。今のままだと効率も悪い」みたいに思ったことは皆無だった。多分一生持たなくても生きていけるんじゃないかって思っている。
第一の理由に関連して言うと、これだけのお金があったら他のことをしたいと思ってしまう。例えば大学2年生のときに周りの流れ的にも免許取ろうかと思ったことがあったのだが、ある程度溜まったところで10万円のクロスバイクを買った。 大学3年のときはヨーロッパへ旅行に行った。もともと”周りの人と同じことをするのが嫌い”という天邪鬼な性格だったこともあり、”高校卒業~大学卒業までに免許を取る”という世の中的にスタンダードに簡単には則らなかった。

 

あと、多くの男子が1度は通ったであろう”乗り物への憧れ”を持ったことがない。プラレールにも熱は出なかったし、戦隊物のヒーローが乗るバイクにも興味はわかなかった。敷いて言えばミニ四駆をちょっとやったくらい。

免許が無くて困ったこと

 

ただ、不便に思ったことも2点ある。本当に車に興味がなさすぎて初めてJクラブの番記者を持った時、“誰が誰の車に乗っていて、この車がないからあの選手は帰った”みたいな判断が出来なかった。

もう1つ、未だにこれは悩まされているのだけど、身分証明書として免許証に勝る効力を持つものがなかなかない。 どこ行っても免許証求められるけど「いや、誰もが持っている前提で話さないでくれよ」と何度思ったことか。保険証だとプラスアルファで公共料金の支払票みたいなのが必要だし、パスポートが必要だったり。パスポートなんて持ち歩かないわ。そういう意味で、免許がなくて不便だと思ったことはあった。とはいえ、双方とも別の解決案があるっちゃあるのも事実。

免許証は最大の身分証明書だ

 

あとはこれが最大の要因かもしれないが、2014年の夏に事故に巻き込まれている。

助手席に乗っててスリップしてガードレールに衝突した。けど、無傷だった。この経験以降、車には極力乗りたくなくなったし、スピードを出されたりブレーキを踏まれる瞬間は本当にビビる。トラウマというやつに近い。あと、あまり多くは語りたくはいのだが、自分は近い親戚を交通事故で亡くしている。27歳という若さで彼女はこの世を去った。
そんなこともあって、未だに免許を持っていないという話。けど、最近教習所へ通い始めた。母方の祖父母の実家が岐阜の奥地にあって、車でないと到底アクセスができないところにある。一家でそこへ向かう際、自分にも運転出来るようになってほしいからという理由で「早く取れ」と言われ続けたので。

 

 

 

 

 


コメント

  1. ななしノート より:

    20代 岡山 無免許です。
    地方の田舎ですが、生まれてずっと車を運転してないので、不便は感じていません。
    僕は事故で他者の命を絶ってしまうのが嫌で、今の所は運転はしないと決めています。
    車の運転は高度な技能なので、バスやタクシードライバーなどのプロに任せます。
    皆が皆、免許を取る必要は無いと思います。