ある日、職場で客から４万ドルもの大金を預かり、銀行で小切手に帰るように頼まれたマリオンはその多額な現金に目がくらみ、それを持ったまま街を離れようと車を出す。その途中に大雨が降り、彼女は目にとまったモーテルに入る。だがそこに他の客は一人も居らず、親切だがどこか不気味な雰囲気を漂わせる経営者、ノーマンがいた。そして部屋でシャワーを浴びているときに、突然謎の影が彼女に襲い掛かった。
言わずと知れたアルフレッド・ヒッチコックの代表作。音楽といい演出といい、何よりもノーマン演じるアンソニー・パーキンスの演技が異様な空気を映画の中で作り出している。白黒だと思って侮ってはいけません。出てくるすべての要素が見るものを釘付けにします。
この時代にこんな作品を作り出せるヒッチコックはすごい。
SCORE ⇒ 85点
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