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Mrs. GREEN APPLEがすごい

音楽
 


今年一発目の記事で2016年のベストアルバムランキングを書いたのだけど、そこで入れようと思って入れなかったバンドがある。それが、Mrs Green Apple。名前はちょいちょい聞いていたのだが手を付けておらず、apple musicでたまたまレコメンドされたのを機に「TWELVE」を聞いてみたら、良かった。

 



これはその1stに入っているSpeakingという曲。PVを見てわかるかもしれないが、若い。映像よりも音源のみを先に聞いてみて、どこどなく良い意味でまだ世間を知らないでそれゆえの怖いもの知らずさというか、若さを音楽にぶつけている感じがすごくした。それで調べてみたら1996年生まれだという。マイアミの奇跡の年に生まれたのか、と。まだ大学生の子たちがこれほどのものを作れることに衝撃を受けたのだが、この感覚は8,9年前くらいにGalileo Galileiの「管制塔」を初めて聞き、彼らが気になり調べたら尾崎兄弟の若さに驚いたあの感覚に似ている。弟とか当時中学生じゃなかったか。
 

 





これは1stEP 


 


再生回数も多い


 


 


 




1stアルバムの「TWELVE」。良かった


 


それで「TWELVE」を聞いてみたらいわゆるハズレ曲みたいなものがなくてアルバム1枚を通して飽きずに聞くことができた。ただ、2016年のベストアルバムに選出しなかったのは『まあしょせん最初のアルバムだし、それが良くても消えたバンドなんてたくさんいます。一発屋の可能性もあるし次が良くなきゃ認めませんよ』みたいな謎の上から目線が発動したからである。
で、このほど2ndアルバムが出た。「Mrs. GREEN APPLE」と、バンド名を冠したものだ。いつからだか、2ndアルバム以降にこういう感じでバンド名つけるの多くなった気が。気のせいか。


で、聞いてみたのだが


 


す ご く 良 い


 




 


アップテンポでキャッチー、そして10代にめちゃくちゃウケそうな(ココが重要)ノリの良い楽曲づくしだった1stの良さも残しつつ、2ndでは色々なことにチャレンジしており、それでも聞き手の脳にしっかり残るようなものとなっている。特に壮大でメロディアス、ボーカルの高音が効いている「鯨の唄」なんてその最たる例かなと。自分もこれが一番好きなのだけど。


 


KANA-BOONが好きな人とかはまるんじゃないかな。とはいえ自分はKANA-BOONはそこまでなのだが。矛盾しているな。とにかく、この若さゆえに自然と出てくるエネルギッシュな雰囲気が聞いててすがすがしく感じるのだ。あとは、つばきが好きな自分にとっては女性ドラマーがいるというのが贔屓ポイントになっている。

 




つばきも凄く良いスリーピースバンドなので聞いてね


 

ゴリゴリのロックが好きな人にはウケないと思うけど、今後すごくメジャーになっていく感じもするのでぜひ聞いてみて下さい。

では、今日はこんなところです。

 

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