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ファイト・クラブ(1999年・米)

「僕」はどこにでもいる普通の会社員であり、特にこれといった不自由もなく暮らしていた。しかし彼にはひとつだけ悩みがあった。それは不眠症だ。この症状を克服するために通院を重ねるがいっこうによくならない。そしてその状況を嘆いていると、医師から「世の中にはもっと苦しんでいる人がいる。その現実を見せてあげる」と言われ、睾丸のがん患者の集まるセミナーへ赴くこととなる。それ以降、その集まりにのめり込んでしまった彼は他の病状を抱える人の集まりにも参加するようになった。そしてある日タイラーという男性に会う。彼は「僕」とは正反対な人物でユーモアあふれる端正な顔立ちの男だった。そんな彼、タイラーは「ファイト・クラブ」という集会をしていた。

そこでは男たちが本気で互いに殴りある、普段の世界の地位など関係なしに己の腕っ節の強さだけが評価される場所であった。それまでの生活からは考えもつかない新しい世界に「僕」はのめり込んでいく。

エドワート・ノートンとブラピがただただかっこいいですね。しかし自分の中での感想はそこまでで、どこかもやもやが残って終わります。その消化されなかった部分の意味を考えることが面白い、というタイプの映画ではないでしょうか。特にファイト・クラブの存在の意味や男たちはなぜそこにはまっていくのか?などを考えてみるのが良いのでは。表の社会への反骨的なメッセージなのかな?、と自分は思ったのだが、だいたいの人がこう考えるかな…。

先に申し上げておきますと、格闘映画ではありません。

SOCORE⇒45点

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