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シリアナ (2005年・米)

CIAの工作員のバーンズは最後の任務にある中東の国の王の暗殺を命じられる。ヨーロッパで活動するエネルギーアナリストのウッドマンは同国の王室のパーティで息子を亡くしたことをきっかけにその国の王子の天然資源政策の相談役となった。
そして、野心家の弁護士ベネットはアメリカの2大石油産業が合併をしたことに対しての調査を依頼される。出稼ぎ労働者のベネットは会社の合併を受けて突如クビを宣告され職を失い、途方にくれていた。ラストに向け、この4つの出来事が全て、繋がっていく。

アメリカや中東諸国の石油ビジネスにおける裏社会を描く反米映画。しかしそのメッセージの与え方がダイレクトではなく、ジワジワと感じさせるものだったのが残念。登場人物がけっこう多く、関係も複雑で、何よりもテーマが難しい。自分の頭があまりよくないからかもしれないが、理解するのにものすごく時間がかかった。

今まで見た映画の中で一番「予習」を必要とする映画です。でも、内容的には見てほしい。

SCORE ⇒ 60点

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