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初めて”舞台”を観に行ったのだがハマりそう。

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ちょっと前になるのだが、先週、25日の金曜日に人生で初めて(多分)舞台演劇というものを観に行った。なぜ行ったのかというと、自分がEL GOLAZOで湘南ベルマーレ担当となり2年目の2013年度にベルマーレクイーンとして活躍し、今はスタジアムナビゲーター(でいいのか?)として活躍しているかすみんこと相澤香純ちゃんが出演していたので。

2015-09-25 18.56.52

その名も劇団SHow特急の”真田十勇伝”。世界史選択の自分は詳しく知らないが、かの有名な大阪の陣で豊臣側についた真田幸村とその周りの”真田十勇士”の物語と言えば良いだろうか。

基本的な構成は、猿飛佐助、霧隠才蔵、三好清海入道、三好伊三入道、穴山小介(穴山小助)、由利鎌之介(鎌之助)、筧十蔵、海野六郎、根津甚八、望月六郎の10人となっている (wikipediaより)

この中の小介役をかすみんがやっていた。正直”10人も、しかも知らない役者ばかりだし覚えられないだろうな…”なんて思っていたけど、意外にもすっと頭に入ってきた。それぞれの人物に角が立っていた、そしてその特徴を表す演技を自然に出来ていたからなんだろうなと思う。素人目線ですが。公演時間は合計で2時間20分くらいとかなり長め。ただ、いわゆる”戦”にどういう戦略で、どういう経緯で向かっていくのかという部分がポイントでもあり、目が離せない展開が続いていた分、時間の長さはそこまで気にならなかったし、物語が進むに連れて体感時間は短く感じた。

興味がないことはないが、こと日本史について知る優先度はかなり低めな自分。が、結論を言うと今回の公演を見てかなり知的欲求が刺激された。大河ドラマで坂本龍馬を見て彼をもっと知りたいと思ったり、バガボンドを見て宮本武蔵について調べたくなった人はたくさんいると思うのだが、あんな感じ。




この2つと今回の舞台で決定的に異なるのはキャストだと思うのだが、話が面白ければそれは関係ないんじゃないかな、というのを感じたのも正直な話。となるとこの”話”の部分、脚本が鍵になってくると思うのだけど、歴史物語って史実に沿ってそれを再現するだけでもそれなりに面白いし、そもそも主人公となりうる歴史に名が残っている人物や周囲の人間ってそこそこキャラが強いからちょっと色を付けてみたところで違和感は感じない。なので外れにくいんじゃないかなと感じた。この考察が正しいかは置いておき、1つ断言できるのは、この舞台の脚本は間違いなく面白いものだったということ。公演はもう終わってしまったけど、今後同じようなものがあればぜひ足を運んでみたいと思う。

チケットは3500円だったのだが、サッカーの試合で同等の金額を払った場合に得られる満足感よりももしかしたら高いかもしれない、と感じたのも事実。充実したこの時間を得られたのはやはり友人が出演していたからに他ならないし、こういう機会は人生に深みを加えてくれる良きものだと感じた。なので知り合いが舞台やっているとかそういうのがあれば、ぜひお誘い下さい。

かすみん、お疲れさまです。

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