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サイダーハウス・ルール(1999年・米)

孤児院で堕胎を専門とする医師のラーチに育てられたホーマーは、成長し、医師の助手として働くことになる。しかし生まれてからずっとその孤児院で育った彼にとって何も知らない外の世界というものは非常に興味のあるものであり、ある日をきっかけに彼は生まれ育った孤児院を後にすることにする。

極上のヒューマンドラマ。「堕胎」を専門とする医師という一風代わった設定のキャラが出てくるのが斬新で、少々、痛々しく感じられる場面もあります。孤児院で生まれ育ち、外の世界へでることで今まで知ることのできなかった世界や感情を知ることとなり、そこでまた成長していくトビー・マグワイア演じるホーマーが最高。
彼をとりまく人々、得に孤児院で彼をしたってくれる子供達の演技がとてもほほえましく、気づいたときには顔に柔らかな笑顔が現れているでしょう。一人ひとりのキャラたちの言葉も深く、BGMの音楽もマッチしていて、文句なし。必見の一作。
ラストは思わず顔がほころびます。

SCORE ⇒ 95点

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