ドラッグ中毒のレイトンは同じ症状を持つ仲間たちと定職にもつかず窃盗を始めとした軽犯罪に手を染め、怠惰な生活を送っていた。そんな中仲間の一人が受刑者となってしまう。それを機に少しずつ心を入れ替えようとしたレイトンはドラッグを絶とうとし、さらに不動産仲介の仕事を見つけるが…。
ユアン・マクレガーの出世作としても名高いこの作品。とにかくイカれている。この一言につきる。ドラッグをやってしまうとこんな風になってしまうのか、と恐ろしくなった反面少しの興味が湧いてしまった。これは一番良くないのだが。しかし裏をかえせば、出演者がドラッグを通じた気持ちの高揚や生活の変化を上手く演じきっているということであろう。ユアン演じる主人公のレイトン以外の人物一人一人にも個性があり、容姿も似ていなかったので自然と覚えることが出来た。
某映画のレビューサイトでも書かれているが、これを見た中高生が「カッコイイ!」と思ってそういった道に踏み入れないようにしてもらいたいですね。あと、音楽のチョイスがセンスありますし、映像の転換なんかも素晴らしい。芸術性は高いと感じました。
SOCORE⇒65点
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