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【答え合わせ】2019年頭の順位予想はどれだけ合っていたか?

サッカー




 

 

今年のJリーグは自分が育った地元のチーム、横浜Fマリノスの優勝で幕を閉じた。

さて、この時期になったらやらなければいけないことがある。

2年前からやっているシーズン前の順位予想の答え合わせだ。先に行っておくと今年は大々的に外した。

とりあえず見ていこう。なお、順位とそれに紐づくコメントは予想時のもの。順位とその根拠がどれだけあっているのか、はたまたどちらかは合っていたのか(これは完全に順位があたってない場合の救済要素なのだが)も見てもらえると面白い…かもしれない。

【参考】年末の答え合わせが怖い。2019年J1順位大予想【どこよりも遅い!】

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1位 浦和

ゼロックスでは川崎に差を見せつけられたが、そこはオズワルド・オリヴェイラ。補強も概ね成功したし、リーグタイトルを取るためにより強みのある集団に浦和を変えて行くような気がする。というか、期待をしている。

⇒実際の順位 14位
オリヴェイラに期待をしたが、結果的に大外れ。ACLは準優勝も、リーグは振るわず。優勝争いにいつ戻ってきてくれるのだろうか。

 

2位 名古屋

風間フロンターレよりも進度が早い風間グランパス。今オフで流出を抑え補強に成功し、風間イズムを体現できる選手が揃った。何より外国人の質が反則的に高い。優勝一歩手前まで行き、来期は悲願達成か?

⇒実際の順位 13位
スタートダッシュに成功したもののけが人が出た夏以降に失速。強化と現場の間で不協和音も生じ、監督交代へ。不本意な成績であるが、ジョーの不調がかなり大きな要因だったかなと。

 

 

3位 川崎

盤石になってきた王者が抱える選手の質の高さは随一も、4冠を本気で取りに行こうとする過程でリーグ戦での取りこぼしもあるだろうし、さすがに3連覇は難しいのでは?

⇒実際の順位 4位
予想通りのニアミスというところだろうか。脇坂泰斗や田中碧ら未来を担う若手選手の躍進はとても大きかったが、来年も少し苦しみそうな気配も。

 

4位 FC東京

 

長谷川健太体制2年目。勝てるチームを作れる指揮官と良質な駒も揃ったので、上位争いには入ってくるが、このあたりかなと。

⇒実際の順位 2位
強いチームではあったが、夏のアウェイ8連戦は体力的にも厳しく、他クラブと比べても大きなディスアドバンテージだった。また、久保建英の移籍も影響したものがあっただろう。

 

5位 札幌

三好康児と都倉賢の2人が抜けたものの、鈴木武蔵とアンデルソン・ロペスが加入。後者が想像以上の爆発を見せてくれるのでは。

⇒実際の順位 10位
鈴木武蔵は代表にまで上り詰めたが、昨年のチャナティップ&三好康児ほど“ハマる”活躍をシャドーができなかった印象。進藤亮佑は昇格したときから好きだった選手だったので、代表入りはうれしい。話を戻すと、J1に定着しきれなかったこのクラッブが上位、ACLを狙えるまでに来ているのは大きなこと。

 

6位 C大阪

ロティーナ監督のチームは絶対にただでは転ばない。主軸は抜けたとはいえクオリティの高い選手は揃っているし、おもしろいサッカーを見せてくれるのでは。柿谷曜一朗復活を密かに期待している。

⇒実際の順位 5位
ここは当てたに近いかな、と。したたかな強さを見せつけて、中盤以降は勝ちが先行していき、やはり柿谷曜一朗が輝きを取り戻してきたような気がする。来年にも期待。

 

7位 湘南

中川寛斗、武富孝介、古林将太という“曺貴裁・湘南”を知る選手が戻ってきて、若いチームはさらに活性化。昨年掴んだ初タイトルで成長したチームが今年、湘南ベルマーレとしての最高順位を掴むのではと。

⇒実際の順位 16位
予想が結実しなかった理由は2つあると思っていて、1つはこれまでの湘南がトライしてきたものとは別のことをやろうとして停滞したこと。もう1つはパワハラ問題で曺貴裁監督が退任し、クラブ内に不協和音が生まれたこと。後者が起きてからは落ちるものだと思った。

 

8位 G大阪

ファン・ウィジョとキム・ヨングァンという2人の韓国人選手の存在がとても大きい。ただ、前者が夏に居なくなりそうな予感(中東?)が若干する。

⇒実際の順位 7位
これはニアミス。やはりファン・ウィジョはいなくなった。が、宇佐美貴史復帰は予想できず。残留争いに巻き込まれていた中盤から終盤にかけては予想外だった。

 

9位  神戸

イニエスタ&ビジャは誰がどう見ても魅力的である。ただし、要所要所に穴が見られるし、ややCBの強度が低く感じる。とはいえ個の力で刈り取れる勝ち点3もあると思う。最終的にはこのあたりか。

⇒実際の順位 8位
こちらも近い。ある程度予想通りというところだが、最初から酒井高徳がいるであろう2020年はより上位に行くと予想している。こういう場で書くのはふさわしくないかもだが、天皇杯は彼らに獲ってほしい。

 

10位 鹿島

昌子源、植田直通という2枚のCBが抜けた穴は大きく、最終ラインが不安。面子を見ても普段ほどパワフルさを感じないので、苦しむと予想。

⇒実際の順位 3位
昌子&植田どころではない主力流出が夏にあった中で3位になれるのはただただすごい。これが鹿島か。「もうきつい」という声をファンや関係者から聞くが、それでもこの順位に居られるのは称賛に値するような。

 

11位 清水

正直全く読めない(良い意味で)。実は最初は4位にしていたのだが、ひよって下げた。若い力を中心に完成度が高く、そこに加わったエウシーニョがどれだけ違いを出せるか。

⇒実際の順位 12位
ひよって下げたのが結果的に奏功した。大学時代に追っていた西澤健太が活躍したのがとてもうれしい。来季は、ドゥトラとドウグラスの去就次第か?

 

12位 広島

昨年の失速+ACLを考えると厳しさがあるのが正直なところ。今年のオプションとして考えていた馬渡和彰が川崎に抜かれた不運を考えても、厳しいシーズンになるのでは。

⇒実際の順位 6位
順位、予想とともに大きくはずれたチームの1つ。若い選手を主力に育てあげた城福監督はもっと評価されるべきではないだろうか。

 

13位 横浜FM

超攻撃的なサッカーでエンターテイメント性あふれる試合を展開してくれたが、やはり安定はせずに苦しむような気配。新外国人がハマれば、というところ。

⇒実際の順位 1位
外国人選手がハマった。そして、仲川輝人。何よりも一番大きかったんおは、エジカル・ジュニオが負傷離脱した後に採ってきたエリキがハマったこと。

 

14位 磐田

昨年にプレーオフまで戦った代償は大きく、一昨年の名古屋同様選手獲得に出遅れた。全く満足行く補強は出来なかったと察する。アダイウトン復帰はプラス材料ではあるが、去年と同様苦しむのでは。

⇒実際の順位 18位
さすがに残留はすると思っていたが、予想以上に苦しんだ。来季は一気に若手に振り切って新時代のりスタートを切って欲しいと思っているのだが…

 

15位 鳥栖

これまでの“堅守”から180度の方向転換を図った模様。それがどうでるか。トーレスやクエンカは生きるかもしれないし、それに金崎夢生が絡むのは面白そうではある。ただ、スタイル転換はそううまくはいかない。

⇒実際の順位 15位(☆正解!)
しっかりと見れなかったのだが、トーレス引退や監督交代などバタつくことが多く、不完全燃焼のイメージ。とはいえ残留は出来たし、来季は良い大学生も入るので期待。

 

16位 仙台

人が抜け、補強も成功せず、新しい血を入れることに寄った上積みが見られないのでは。渡邉監督のサッカーの浸透度は高くなっていると思うが…。

⇒実際の順位 11位
予想を上回る成果を出した。永戸勝也の台頭、そして何よりもシマオ・マテ。久々にとんでもないCBを見た。

 

17位 松本

去年のJ2王者とは言え“圧倒”してはいないので、J1でも苦しむだろう。2度目のJ1で興味深い選手の補強をしたものの、前回のJ1と同等の成績なのでは…と考えている。

⇒実際の順位 17位(☆正解!)
こちらは正解。内容もほぼ間違っていない。これまでのサッカーから変わっていくチャレンジをした、降格したもののポジティブな面も見られたシーズンであった。

 

18位 大分

積極補強をしたものの、J1トップレベルの選手を揃えたわけではない。全体の底上げは成功したものの、J1昇格のためのボーダーラインは抜けられなかったようにも思える。とはいえ片野坂監督のサッカーは好きなのでこの予想を裏切って欲しい気持ちもある。

⇒実際の順位 9位
結果的にここも大きく外したが、コメント後半部が実現したという意味ではうれしい…が、大ハズレであることは変わらない。

 

予想&結果まとめ

 

 

順位 予想 正解 順位 予想 正解
1 浦和 横浜FM 10 鹿島 札幌
2 名古屋 FC東京 11 清水 仙台
3 川崎F 鹿島 12 広島 清水
4 FC東京 川崎F 13 横浜FM 名古屋
5 札幌 C大阪 14 磐田 浦和
6 C大阪 広島 15 鳥栖 鳥栖
7 湘南 G大阪 16 仙台 湘南
8 G大阪 神戸 17 松本 松本
9 神戸 大分 18 大分 磐田

 

というわけで、今年は過去最高の2つ的中だったが、全体的に見ると大きな外れが目立ってしまった…。

ので、来年はもっと当てたい。

では、今日はこんなところです。




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