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「無敵の思考」~2ちゃん創設者、ひろゆき氏の頭の中を知る

読書

中学時代に2ちゃんがけっこう流行った。

当時はwindowsOSでいうところのXPがではじめたくらい。それを搭載してるPCをもっている人はまだ少なかったものの(ちなみにうちはMEだった)、家庭に一台パソコンがあるというのがだいぶ一般化してきてインターネットへの障壁がガクッと下がったときだった(気がする)。小学校のときもやってはいたのだが、周囲のやっている率を考えると中学のときに爆発的に増えたようにも思う。

やたらネット好きやPCスキルが高い人も多かったのたが、そんな自分たちに様々な考え方や情報、ネット用語、そしてアスキーアートを教えてくれたのが跋扈していた掲示板サービスであり、その走りでもある2ちゃんねるだった。いまやまとめサイトが乱立しアプリもありスマホでみんなそれを見ているけど、自分みたいな古い人間はPC開いて本スレを読み、そこから情報を吸い上げることに2ちゃんの価値を感じているはず。

そんな自分たちを育ててくれた(?)2ちゃんの創始者であるひろゆき氏はかなり思想がぶっ飛んでいて、彼が出てる映像はけっこう見た。どうでも良いがG大阪の藤本淳吾選手に似ている。

そんなひろゆき氏が最近本を出しており、平積みされていたので買ってみた。

 

 

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昔から彼を知っている人からすれば「いつも言っていることじゃないか」と思うに留まるかもしれないが、彼をよく知らず、日々刺激がない中で考えが凝り固まってきたかもしれない、と感じている人は目を通すことをおすすめしたい。言ってしまえば"ぶっ飛んでる"考え方の持ち主で、世の中一般的に"普通" "当たり前"とされていることについて独自の見解を述べている。究極的に言いたいことは、考え方を変えるだけで人生は豊かになりますよ、ということなのだと思う。以下に文中の言葉を引用してみる。

 

”世の中の人は、「機能」か「思想」にお金を払います”

"要するに、感情的になっているということは、能力値が凄く下がっている状態な訳です。(中略)相手が感情的であればあるほど、自分の手段が増えます"

上の"思想"について腕時計の話に及ぶのだが、ひろゆき氏は高いブランドの時計を買わないとか。それも「200万円払って時間を知ることができる」ということがアホらしいからだと言う。絶対いい時計買えるのに。割と自分もそう思うタイプなのだが、”周りはこう思うけど自分はこう思わない"という事柄に対する理由を端的に説明するのが上手いな、と思った。

感情的の議論のことについて。これはぜひ手にとって読んでみて欲しいのだけど、まあ確かに感情的になったら負けだなと再確認できた。

あとは、ひろゆきさんの世の中に対する見解みたいなのもちらほらあり、興味を引くものも多々ある。

"僕が思っている仮設で、「学生人気企業ランキング上位の会社は、中長期的に潰れる」というものがあります"

 

例えばこれとかも。何故?気になる人はぜひ手にとって読んでもらいたい。大学1,2年生なんか読んでみるとちょっと世の中の見方が変わって良いかもしれない。

 




セットでこれも合わせて(…)。

 

 

 

では、今日はこんなところです。

 

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