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メールを使うと仕事は10倍遅くなる

雑記

 

 

仕事というものは、「9時から17時までここに座っていてください」というものではありません。優れたアウトプットを出すことが目的です。
(世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか / ピョートル・フェリークス・グジバチ)

 

 賛否両論あると思うが、自分はイケダハヤトさんのブログが結構好き。煽りまくっている感じ(それも戦略だと思うけど)が読み手を苛立たせるきらいがあるのは間違いないのだが、あそこまで頻度高くブログを書いてしっかり収益を出しているのは純粋に凄い。また、視点も好きだ。前の仕事仲間が「イケダハヤトはバカだ」みたいなことを言ってたいたけど、好きなことで稼いでかつ自由にモノを言えるあの立場に対する単なる妬みでしか無いと思う。そんなイケダさんのブログで結構頷けるものがあったのがこれ。

「メール」で仕事の連絡をする人は、仕事ができない。

もう1年前くらいの記事だったかと思うが、当時すごく納得した。メールって本当にスピード感が遅い。タイトルにはじまり

”◯◯様 平素より大変お世話になっております。◯◯の竹中です。”
みたいな序文のテンプレ、悪く言えば堅苦しい文言で進めなければいけないという暗黙のルールが存在することで何かと作成に時間がかかる。いや、『メール作成って言ってもそんなかからんやろ』みたいな反論もあるかもしれないですけど、スピード感持ってアウトプットするためにはこういうところの時間はできる限り減らしたい。

 様々な案件の連絡が受信箱に来るから整理が面倒くさい。そして何より会話の履歴を追うのが面倒。『それはお前この機能を知らんだけだよ』っていう人がいましたら、今inboxメインで使ってるんですけど効率化できる方法を教えてください。


100歩譲って社外とのやりとりを常にメールでやるのはわかるとして、社内連絡をメールってマジでナンセンスだと思う。請求書とかそういうログを残しとかなきゃいけないのはわかるけど。社内だったらチャットワークSlackを使っているところが多いイメージある。

 社外とのやりとりを考えたらチャットワークなんだと思うけど、UIが嫌い。Slackはエンジニア向け(確か)で他サービスとの連携が優れているから良い。いま仕事で使っているのだけど、bitbucketやFabircの通知が飛んでくる。個人的にはTrello連携がデカい。

少しそれたが、今回紹介するこの本を手に取ったのはメールについて常々そう思っていたからに他ならず。

 




 

著者のピョートル・フェリークス・グジバチさんは日本に17年くらい住んでいる元グーグルの人事責任者だという。そんな彼が考える仕事の効率化のために取り組むべきことについて書かれているのだが、タイトルに使われているメールのことは、この中の1つにすぎない。仕事の加速度を上げるための心構えや使うべきツール、そして生産性を高めるためにはどうすればよいのか?など広い意味でビジネスのスピード感を加速する方法やアドバイスが記されている。

ただ、誰もができないことという訳ではないし、意識の問題が大きい。個人的にはビジネスにおけるSNSのあり方で、「facebookでつかず離れずの距離を維持する」というところには頷けた。


最もインパクトがあるのは「本来目指すべきは、自分の仕事をなくすことです。」だろうか。これは本当にそう思う。自分がやらなくても回る仕組みを作れる者は、強い。

 

多くのビジネス書を読んでいる人からすれば見たことあるようなことが多く書かれているだけに見えるかもしれないけど、逆に言うとこれ一冊でだいたいのビジネス書に書いていることは得られる気がする。そういう意味ではお得かも。ただ、ちょっと気になったのはスプレッドシートやカレンダーやらやたらとグーグルのツールを進めてくるところw

まあ、ひとまずメール含め今の働き方について疑問を持っていたり、もっとスピード感をもって仕事して余暇を楽しく過ごしたいと思っている人は、読んでみてはどうでしょうか。

では、今日はそんなところです。



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