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ディア・ハンター (1978年・米)

ペンシルバニア州でバーで飲み、鹿狩りをするなどして毎日を楽しんでいたスティーブン、ニック、マイケルはベトナム戦争の兵士として戦場へ向かうことに。3人は戦場を生き延びる、無事に帰国する子ことができたが、そこで負ってしまった傷は果てしなく深いものであった。

父親に薦められて見た。戦争映画だと知っていたので戦闘シーンが多いものかと思っていたらそうではなく、その前後(特に最初の1時間くらいは何も変哲のない町での日々が描かれている)の日常のほうが多く描かれている。しかしベトナムでの悲劇を超えてからの3人の精神的なダメージというものが冒頭の日常と比べることで明らかに見てとることができ、そこから戦争の悲劇性というものを感じ取ることができた。やはり、戦場に行って負ってしまった傷はとても深く、修復は困難なんだなと。
映画史でも名高いロシアンルーレットのシーン、この緊迫感と悲劇性は今まで見たどの映画からも感じ取れなかったです。3時間ちょっとあるので、長く、しんどく感じる人もいるかもしれません。

SOCRE ⇒65点

Leona :主です。詳しくはこちらへ→http://reonatakenaka.com/?page_id=2